Silitech Technology Corporation（台湾証券取引所：3311、以下「Silitech Technology」）は、2025年2月12日に富士通株式会社の子会社であるFDK株式会社（東京証券取引所：6955、以下「FDK」）の普通株式を公開買付することを決議しました。この買収の目的は、資源の統合によって業務効率を向上させ、製品群を拡大し、顧客および市場規模を拡大することです。
M&Aの目的
Silitech Technologyは台湾に設立され、主に電子機器およびハイテク製品の製造・販売を行っており、国際市場において安定した事業基盤を有し、市場シェアを拡大し続けています。
FDKは1950年に設立され、主に各種バッテリーおよび電子機器の製造、販売、輸出を行っており、バッテリーモジュール、エネルギー貯蔵システム、新世代バッテリー／エネルギーなどの電子機器も取り扱っています。
今回の買収の主な目的は、Silitech Technologyの事業規模と国際競争力を向上させることです。FDKを買収することで、Silitech Technologyは資源を統合し、新たな製品ラインと成長の原動力を提供し、さらに顧客ネットワークと販売市場を拡大することを目指しています。この買収により、両社間の協力関係が強化されることが期待されます。
買収条件
買収価格は1株あたり435円で、現金にて支払われます。公開買付けの株数はFDKの普通株式15,527,400株で、FDKの発行済み株式の約45％に相当します。買収が完了した後も、FDKは引き続き東京証券取引所に上場し続けます。
日程
2025年2月13日：公開買付開始
2025年3月13日：公開買付終了（延長がある場合は、延長期間の満了日に基づいて調整）
買収完了後、5営業日以内にSilitech Technologyは支払いを完了する予定です。
